交通誘導時に使用する道具

誘導灯

誘導灯は、交通誘導において欠かせない棒状の道具です。誘導灯のほか、「信号灯」や「合図灯」などと呼ばれる場合もあります。誘導内容に合わせて、右手・左手に適宜持ち替えながら使用します。

 

誘導灯は長さ50cmほどで、持ち手部分とライト部分に分かれており、赤色に点灯するのが特徴です。ただし、高速道路では青や黄色など、場所によって使用する色が異なるケースもあります。

白手袋

白手袋は「白手」とも呼ばれ、作業用の軍手や工事現場などで使用する手袋とは異なり、表面がつるりとした素材感なのが特徴です。

 

白はどのような状況でも見やすい色とされ、誘導の合図をはっきり確認できるようにするために装着します。そのため、白手袋は常に清潔な状態での使用を求められる点も特徴の一つです。

警笛

警笛は、誘導灯や白手袋と同様に交通誘導業務において欠かせない道具といえます。車両誘導の際、目で見える合図だけでなく、音による合図を加えることでよりわかりやすい誘導を行なうことができます。

 

警笛は、おもに工事車両のバック誘導や作業員への危険の伝達、一般車両への緊急停止などに用いるのが特徴です。使用するのは車両誘導時に限られ、歩行者に対しては原則使用しない点に留意しましょう。

 

警笛を使う際は、危険な場面であることも少なくありません。使用頻度や使用方法などをしっかり把握しておくことが重要です。

手旗(赤白)

手旗は赤色と白色で構成された2つの旗です。原則、手旗は左手に赤色、右手に白色をそれぞれ持ちます。赤色旗には停止、白色旗には進行の意味があるため、取り違えて指示しないように注意しましょう。

ヘルメット

ヘルメットは、別名で「安全帽」や「保護帽」と呼ばれる場合もあります。警備会社や警備を担当する場所(工事現場など)によってはヘルメットの着用が必須となるため、重要な装備の一つです。落下物から頭を守ることはもちろん、直射日光を避けることにも役立ちます。

防寒具(冬期)

車両誘導時および交通誘導業務は屋外での実施が多いため、冬期は防寒具による防寒対策も重要です。ただし、警備員が着用するのは事前に公安委員会から許可が出たものに限られます。そのため、自由に防寒着が着られるわけではありません。用意されている防寒着だけで対策しきれない場合は、肌着やカイロ、マスクなどで工夫することも大切です。

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